2018年1月30日

セックス後の腹痛の原因は?考えられる病気のサインまとめ

大好きな人とのセックスでも、終わった後にお腹に痛みを感じてしまうことはありませんか?単純に相性が悪いだけなら良いのですが、もしかしたらその腹痛は重大な病気のサインかもしれません…
お腹の痛みが気になったままだと気持ち良いセックスはできないですし、もし病気だった場合、そのままにしておくと悪化して取り返しのつかないことになってしまう事もあります。

そこでここでは、セックス後の腹痛の原因について解説していきます。

セックス後の腹痛で考えられる原因

気持ち良いセックスができれば何の問題もなく今後もセックスを楽しむ事ができますが、「鈍痛がある」「なんかお腹がキリキリする」といった経験はありませんか?とてもデリケートな問題なのでなかなか人には相談できないし、婦人科に行くのも少し勇気がいるので、放置してしまう方も多いです。

ですが、痛みがあるという事は、そこに炎症が起きている証なので、必ず原因があります。「このくらいの痛みなら大丈夫」と思わず、少しでも違和感を感じたらこれからお伝えする原因に当てはまるかもしれないので、すぐに婦人科を受診するようにしましょう。

女性の体はとてもデリケートなので、好きな人とのセックスだからこそ、無理や我慢はしないで相談するようにしましょうね。

無理な体位・強すぎる刺激

まずはセックス中の体位や、強すぎる刺激で炎症を起こしてしまう場合です。男性の性器が特に長かったり、子宮に負担がかかりすぎる体位でセックスしてしまうと、子宮や膀胱、腸にまでも負担がいき、圧迫される事で炎症を起こしてしまいます。

セックスしている時、子宮に性器が当たって鈍痛を感じた事はありませんか?セックス中なのであまり「痛い」とは言えないかもしれませんが、セックス中に違和感があるという事は、その痛みを感じた場所が膨れ上がったり、熱を帯びて体調を崩してしまう可能性があります。

愛し合っている時間なので、あまり口に出して話し合う事は苦手な方が多いのですが、それよりも体の方が重要です。なのでそこは躊躇せず、無理な体位でセックスしていると感じたら、必ずパートナーに相談しましょう。

好きな相手に痛みを感じさせてまでセックスしたい人はいないので、思い切って相談してみてくださいね。

病気

もう一つが病気である場合です。腹痛と子宮の痛みは素人ではあまり見分けがつかないので、「ただ単にお腹が痛いだけかな」と思って放置していると、手術が必要な病気である場合があります。
1回ではあまりわからないかもしれないので、無理な体位をしていないのに、何回かセックスをしている中で「なんかセックス後にお腹が痛くなる」と思ったら、それは病気の可能性があります。すぐに婦人科を受診して、治療を始めましょう。

考えられる病気とは?

何度もお伝えしていますが、セックス後の腹痛は病気のサインでもあります。ここでは考えられる病気の種類をお伝えするので、手遅れになってしまう前に必ず確認をするようにしてください。

病気はいつなってしまうかわかりません。なので「今は腹痛がないからいいや」と思わず、女性の病気はいつなってもおかしくないと思い、常に疑うようにしてくださいね。

子宮内膜症

まずは子宮内膜症です。子宮内膜症の特徴は、膣の奥の方で感じる鈍痛や腰痛、またセックス中に下腹部に痛みを感じる場合もあります。排便痛も子宮内膜症の特徴なので、これらの症状がある場合は、子宮内膜症を疑いましょう。

子宮内膜症とは、子宮内膜に似た組織が、子宮以外の場所で増殖し、剥離(はくり)・出血を繰り返す病気です。下腹部がずきずきしたり、重たいなまりを抱えているようなうずく痛みを感じたら注意しましょう。

子宮内膜症は、10人に1人がなる病気です。誰でも該当する事なので、少しの痛みも見逃さないようにしましょう。

子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮内にできる良性の腫瘍です。良性の腫瘍なので転移する事はありませんが、女性に1番多い病気が子宮筋腫です。30代以上の女性の3割が発症すると言われているので、注意が必要です。

症状は腹痛の他に、腰痛や性交痛があります。また大きな特徴として月経過多になる人もいるので、セックス後に腹痛を感じ、生理周期が乱れ始めたら、子宮筋腫を疑いましょう。

子宮筋腫は、不妊になってしまう可能性のある病気です。良性の腫瘍とはいえ、妊娠を希望している方は特に注意してくださいね。

性病

最後が性病の場合です。性病はセックスをしていればいつ移されてしまうかわからないですし、コンドームで100%防げるものでもありません。腹痛以外にかゆみを伴うものが多いのも、性病の特徴です。

代表的なものに、「性器クラミジア感染症」という性病があります。これは腹痛やかゆみ以外に性交痛や排尿痛を伴い、おりものの量が増えたり、不正出血になってしまう可能性があります。

他には「淋菌感染症」という性病があります。淋菌感染症は女性は症状を感じにくいのですが、そのまま放っておくと、子宮外妊娠や不妊症、骨盤痛の原因になってしまう可能性があるので、注意が必要です。

性病はセックスしている男性に移してしまうものなので、性病が発覚したら完治するまで、セックスは控えるようにしましょう。

膀胱炎

膀胱炎は排尿時に痛みを伴いやすいので、比較的気づきやすい病気です。その他にも頻尿や残尿感を感じる場合もあるので、排尿する際に痛みを感じたり、普段よりもトイレに行く回数が増えたら、膀胱炎を疑うようにしましょう。

特に人に移るものではないですが、膀胱炎も炎症の一つなので、完治するまではセックスを控えるようにしましょう。

受診の目安

セックス後に腹痛を感じただけでは、病院になんと言ったらいいかもわからないし、どのくらいの痛みがあれば病気の基準なのかもわからないですよね。基本的に少しでも気になったら婦人科を受診して頂きたいのですが、ある程度の目安があります。

まずは何度もお伝えしているように、腹痛の他にも症状がある場合です。例えば腰痛や排便痛、性交痛やかゆみなど、普段ではない症状が続く場合や、セックス後に必ずなる症状がある時は、婦人科を受診してください。

もう一つは、定期検診です。子宮内膜症や子宮筋腫、子宮頸がん等は、婦人科系の定期検診が可能です。年に1回チェックするだけでも発見の可能性を高められますし、手遅れになることはありません。

最近の検査は精度が増しているので、ちょっとしたことでも見落とさないように検査してくれます。心配なことがある方は、まず定期検診を受けてみてくださいね。

少しでも気になることがあったら病院へ

女性の病気は深刻なものが多く、年齢とともになってしまう可能性が高いです。特にこれから妊娠を希望している方は、治療が遅くて不妊になってしまったということもあるので、セックス後に腹痛や違和感を感じたら、必ず婦人科を受診するようにしましょう。

その際、一人で抱え込まず、必ずパートナーにも相談をするようにしてください。セックスは2人の問題なので、一緒に問題を乗り越えることで絆が固くなります。

大切な人であれば、体に異変があるとわかると、より一層愛情をもって接してくれるようになりますし、お互いの存在をより大切にしようとします。今後もともにする人ならなおさら健康に変えられるものはないので、「たかがセックス」と思わず問題に向き合い、前向きに考えて解決していけるようにしましょう。