2018年3月1日

セックス依存症って何?症状やなりやすい人を徹底解説

今ではドラマにもなるほどポピュラーになっているセックス依存症ですが、まだまだ日本での認知度は低く、公にできないことから日本人は「隠れセックス依存症」が多いとされています。ではセックス依存症とは具体的にどんな症状のことをいうのでしょうか?なりやすい人や、セックス依存症になるリスクも合わせてお伝えしていきます。

セックス依存症とは

セックス依存症とは、簡単に言うと性衝動を抑えられない心の病気です。

浮気を繰り返している人や、単に若くて色んな人とセックスを楽しみたいというのとは違い、「セックスをしていないと不安になる」「他のことが手につかなくなるくらい、セックスへの衝動が止められない」「セックスをした後に罪悪感に陥る」こういった心のコントロールができない人を、セックス依存症と呼びます。

内容は全く違いますが、考え方はドラッグやアルコールの依存症と同じです、要はそれがないと「自分自身を保てない状態」が続いてしまう症状です。

 

また、セックス依存症の定義は「性的なものへの関心が強すぎて、社会生活に支障をきたすこと」です。日常的に性的な妄想が止まらなかったり、アダルトビデオを家にいる間ずっと見てしまったり、普通の人よりも自慰行為が多かったりこういった行動によって仕事を休んでしまったり、それ以外に関心がなくなってしまうと、セックス依存症の可能性は高いといえます。

また、男女関係なくセックス依存症になると、セックスする相手に恋愛感情がわかず、自分の苛立ちや不安感、悲しみを抑えるためだけにセックスするようになります。要は、セックスが精神安定剤のようになるということです。

それによって相手に罪悪感を抱き、またマイナスな思考になってその不安感からセックスを繰り返してしまうんです。「なんで自分はこうなんだろう?」という自覚はあるものの、いざ性への気持ちのないが来ると抑えきれないものなので、適切な治療が必要です。

セックス依存症の患者数は?

アメリカではプロゴルファーのタイガーウッズがセックス依存症だと公表したように、セックス依存症への認知度が高く、治療する施設もたくさんあります。

ですが、今の日本ではそういった施設が少なく、恥ずかしさや意地から自らセックス依存症を公表する人が少ないので、セックス依存症の患者数が確認できていません。男女比は男性が5で女性が4と言われています。

精神疾患なので、放置しておくと悪化し、治療が長引いてしまう可能性があります。精神疾患の治療は自分の孤独との戦いです。自分の心と向き合えるのは自分しかいないので、根が深くなる前に一刻も早く治療を行う必要があります。

万が一「あれ?もしかしたらセックス依存症かも」と思ったら、すぐに専門の病院に行きましょう。守秘義務を徹底してくれますし、夜遅い時間でも診療してくれる病院があるので、少しでも当てはまる特徴を感じたら、一度診察を受けてみてくださいね。

セックス依存症になる原因

セックス依存症になる原因で一番多いのが「愛情不足」です。幼いころに両親から十分な愛情を受けられなかったり、常に自分の気持ちを押し殺して生活してきた人は、心が満たされることをしりません。

それによってその満たされない気持ちをセックスで埋めようとしてしまい、一瞬満たされてまたリセットされ、同じことを繰り返してしまいます。セックスは愛情不足の解決策にはなっていないので、それに気付かない限りは、抜け出せないことになります。

愛情不足の方は「誰にも頼ることができない」と思っている方も多いので、言葉で不安や悲しみを伝えられません。要は、自分の気持ちを伝える手段として使っている場合もあるんです。

また、本当の自分を見せられない人は、セックス依存症になりやすいです。普段我慢ばかりをしていたり、常に人に気を使って、自分の意見を言わないまま生活をしてしまうと、本当の自分をさらけ出せるのがセックスするときだけになってしまい、日常でストレスが溜まればたまるほど、セックス依存症への重症度が高くなります。

心のバランスが取れないとホルモンバランスも崩れてしまうので、性のホルモンが異常に分泌されてしまうこともあります。日常生活に不満が強くなっている人は注意するようにしましょう。

なりやすい人の特徴

セックス依存症になりやすい人は、現実逃避をしてしまう方に多いです。何か困ったことや悲しいこと、落ち込んでしまうことがあった時、その問題に最後まで向き合わないで「出来るだけ傷つきたくない」と逃げてしまうことはありませんか?

何度かある程度なら良いのですが、それが癖になってしまうと、その反動からセックスへの意識が高くなり、セックスをすることが「最高の逃げ場」「気持ちの吐き出し場所」となってしまうんです。これまでセックスにあまり興味がなかった人でもありえるので、まずは現実逃避をしないように意識することが大切です。

また、外見に自信がある人や、異性からモテる人もセックス依存症になりやすいです。不特定多数の人に自分の体を見せることになるので、自分に自信がある人の方が開放感を持ちやすくなります。また、外見には自信があるけど、内面にコンプレックスを抱えている人は、特にセックス依存症になりやすいです。

モテる人は常に周りに人がいる状態なので、1人の時間を苦痛に感じます。その苦痛が長引けば長引くほど「体で繋がりたい」という意識が強くなるので、セックス依存症になりやすいです。寂しがりやの人や、弱い自分を見せないよう常に格好良くいる人は要注意です。

どんな症状が出るの?

セックス依存症になると、誰とでも抵抗なくセックスできるようになります。例えそれが初対面の人だとしても、心の深い部分の繋がりを求めているのではなく、あくまで自分の欲求をはらすためにセックスするので、全く抵抗はないです。

ただ、先ほどもお伝えしたように、セックスする前は気持ちが高ぶっているので抵抗なくセックスできても、セックスが終わった後は寂しさや虚しさ、「またやってしまった」という罪悪感をかかえやすく、軽い鬱状態に陥ってしまいます。

セックスしている最中が満たされているだけなので、他の依存症と同じように、副作用のようなものがあるんです。このマイナスな思考を取り除くために、またセックスを求めるようになってしまいます。どんなに辛いことや悲しいことがあっても、セックスをしている時だけは忘れられて、頭の中が真っ白になります。精神安定剤を飲むかのようにセックスを求めるのが、セックス依存症の症状といえます。

セックス依存症になるリスク

セックス依存症になると、精神状態だけではなく、体にも様甘な影響を及ぼします。ここではセックス依存症で考えられるリスクについて解説していくので、セックス依存症の怖さを再確認してください。

性病

セックス依存症になると不特定多数の人とセックスするようになるので、性病担ってしまう可能性が高まります。性病はセックスからしか移らないものが多く、自分が性病をもらうことで、次の人に移してしまう可能性があります。

また、性病は何種類もあります。同時に何種類もなってしまうと、治療にかかる時間も増えてしまいますし、かゆみや痛み、悪臭を伴うものも多いので、その症状に気づいてまた罪悪感に陥ってしまう可能性があります。

妊娠

女性は妊娠してしまう、男性は妊娠させてしまう可能性があります。何度もお伝えしているように、セックス依存症の人は決して愛情を持ってセックスしているわけではないので、妊娠に発展してしまったら大問題です。

特に相手がセックス依存症だと知らずにセックスをして妊娠してしまった場合、お互いに深い傷を負ってしまいます。それがセックス依存症を悪化させる原因になってしまうこともあるので、注意が必要です。

不倫

たとえ不倫願望がなかったとしても、気持ちがなく不倫できるので、自分にはあまり罪の意識がありません。ただ、旦那さんを愛している場合は、不倫セックスしてしまったとの罪悪感が通常の倍以上になります。

本当は旦那さんを愛しているし、旦那さんさえいればいいのに、自分の欲求を抑えきれないばかりに、セックスに走ってしまう罪悪感です。

W不倫となると相手の家族も関係するので、一気に2つの家族を壊してしまう可能性があります。

性犯罪

セックス依存症になると、セックスの相手は「誰でもいい」という感覚になります。相手に見境がなくなるというのは、一歩間違えれば性犯罪に発展してしまうんです。お互いの合意があれば問題はないのですが、自分の衝動を抑えきれないばかりに、相手の合意なしにセックスしてしまうと、警察沙汰になる可能性があるということです。

今は性犯罪も増えていますが、日本ではセックス依存症の認知度が低いため、もしセックス依存症で精神状態がおかしかったとしても、誰も守ってくれません。相手にも深い悲しみとトラウマを背負わせることになってしまうので、最も注意しなければいけないリスクとなります。

治療法は?

最もポピュラーなのは、カウンセリングです。あまりひどいと入院をしながらですが、通院しながらでもセックス依存症のカウンセリングを受けることは可能です。

セックス依存症は物理的なことなので、あまり心理カウンセリングのイメージがないかもしれませんが、セックスが好きなのではなく、セックスをしているときに幸福感を味わえることが症状の一つです。これは精神疾患と言えるので、心理カウンセリングによって症状は軽くなっていきます。

先ほどお伝えしたように、誰も頼ることができなかったり、愛情を感じていない方が多いので、誰かが寄り添って話を聞いてあげるだけで症状も軽くなる方が多いんです。

周りの人はどう接すればいいの?

まずはその事実を知っても偏見の目を持たず、相手を拒絶しないことが大切です。人との関わり方があまり上手くない人がなる病気とも言えるので、そこで拒絶してしまうとまた塞ぎ込んでしまう可能性があります。

なので、相手の話をじっくりと聞いてあげるようにしましょう。その際は肯定も否定もしなくて大丈夫です。気持ちを言葉で吐き出させてあげるだけで、セックス以外の解消方法を知ることになるので、改善へと向かっていきます。

無理に聞き出そうとしたり、愛情のない言葉を投げかけると、それだけでセックス依存症の人はストレスを感じ、自分を抑制できなくなってしまうので、心にゆとりをもって、目線を下げて話してあげるようにしてください。

誰でもセックス依存症になる可能性があります。

何度もお伝えしているように、セックス依存症は日常生活でストレスを感じていたり、心が満たされていない方に多いです。男女問わずなる可能性がある病気なので、早め早めに対処していく必要があります。

そのためにまずは、自分の気持ちをストレートに伝えることから始めましょう。信頼できる人を一人でも見つけて、あまりストレスを溜めないようにして下さい。誰かに愛情を注げば、その分他の人からでも返ってくることの方が多いです。

セックス依存症にならないようにするために、自分の中の不安や恐怖心を感じたら、勇気を出してすぐに誰かに相談してみましょうね!